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D01399801C |
Microphone Adapter
リファレンスマニュアル
このたびは、TASCAM Microphone Adapter CA-XLR2dをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用になる前に、このリファレンスマニュアルをよくお読みになり、正しい取り扱い方法をご理解いただいた上で、末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。お読みになったあとは、いつでも見られる所に保管してください。
リファレンスマニュアルは、TASCAMのウェブサイトからダウンロードすることができます。
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CA-XLR2d |
ミラーレスカメラへのXLR入力を拡張するマイクアダプター
撮影シーンに合わせた最適なマイク選択を可能にするXLR/TRS入力端子を2系統装備
高性能ADコンバーターを搭載し、対応アクセサリーシュー経由で劣化のないデジタル音声をカメラにダイレクト伝送が可能(対応メーカー:キヤノン、富士フイルムの対応機種)
対応アクセサリーシュー経由でカメラ本体からの電源供給が可能(対応メーカー:キヤノン、富士フイルムの対応機種)
XLR/TRS入力に、高音質、低ノイズ、広いダイナミックレンジを実現する高性能HDDAマイクプリアンプを搭載(マイク/ラインレベル切り換え、+48Vファンタム電源対応)
プラグインパワー対応の3.5mmステレオミニジャックのステレオ入力端子を装備、ミニプラグ端子のガンマイクやラベリアマイク、ワイヤレスマイクなどが接続可能
アナログ入力を備えた多くのカメラとの接続を可能にするバッテリーボックス、コールドシューマウントアダプター、振動ノイズに配慮したショックマウント機構付きマイクホルダーを装備
天面にシュー接続対応のマイクやワイヤレスレシーバーなどを装着できるコールドシューを装備
2つのモードに対応するアナログ出力端子を装備
カメラ(
)モード:カメラのマイク入力に音声伝送が可能
ヘッドホン(
)モード:ヘッドホンによるダイレクトモニタリングが可能
別売りオプションのアクセサリーシュー接続用コンバージョンアダプター「CA-AK1-C」、「CA-AK1-F」を使用してアダプターを付け替えることで、1台でキヤノン、富士フイルムの両社対応カメラで使用可能
アッテネーター機能(0dB/20dB/46dB)
ローカットフィルター機能(OFF/80Hz/220Hz)
リミッター機能
録音レベルを自動で調節するオートレベル機能
各チャンネルのレベルオーバーロード表示インジケーターを装備
ステレオマイク使用時などにINPUT 1/INPUT 2のVOLUME、LEVEL、LIMITERの動作をリンクする1+2 LINK機能
カメラ周りの配線取り回しに便利なケーブルホルダーを装備
本書では、以下のような表記を使います。
本機に接続する対象機種(カメラや録音機器など)について、「接続機器」と表記します。
必要に応じて追加情報などを、[ヒント]、[メモ]、[注意]として記載します。
ヒント
本機をこのように使うことができる、といったヒントを記載します。
メモ
補足説明、特殊なケースの説明などを記載します。
注意
指示を守らないと、人がけがをしたり、機器が壊れたり、データが失われたりする可能性がある場合に記載します。
注意
指示を守らないと、人がけがをする可能性がある場合に記載します。
TASCAMおよびタスカムは、ティアック株式会社の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名、ロゴマークは各社の商標または登録商標です。
POWER SUPPLYインジケーター
駆動電源と電池残量を表します。電池残量が少なくなると早い点滅となるので、その場合は電池を交換してください。
アイコン |
点灯状態 |
点灯内容 |
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点灯 |
カメラからの供給電源で駆動中。 |
|
点灯 |
単3形電池で駆動中。 |
遅い点滅 |
電池残量が少なくなっています。 |
|
早い点滅 |
まもなく電源がオフになります。 |
SELECTスイッチ
カメラの録音チャンネルに対する入力機器を選択します。
IN 3 |
INPUT 3端子からのステレオ入力をL/Rchに出力します。 |
IN 1+2 |
INPUT 1端子からの入力をLchに、INPUT 2端子からの入力をRchに出力します。 |
IN 1 |
INPUT 1端子からの入力をLchとRchの両方に出力します。 |
メモ
「IN 1」を選択しているときは、1+2 LINKスイッチ()を「ON」にしないと、RchはINPUT 2側の設定が有効になります。
OL(オーバーロード)インジケーター
入力が歪みそうな大きな信号の場合に点灯します。
高音質で収録するために、点灯しない範囲でATT(アッテネート)スイッチ()の切り換えまたは入力ボリューム(
、
)を調節してください。
デジタル接続する場合は、カメラのレベルメーターで確認してください。
INPUT 1スイッチ
INPUT 1に接続する入力機器に合わせて切り換えます。
LINE |
ミキサーなどの外部機器のライン出力端子を接続するときに設定します。 |
MIC |
ダイナミックマイクなどの電源を必要としないマイクを接続するときに設定します。 |
+48V |
ファンタム電源を必要とするコンデンサーマイクを接続するときに設定します。 |
注意
ファンタム電源を必要としないマイクを接続している場合は、INPUTスイッチを「+48V」にしないでください。
「+48V」の状態で、マイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
メモ
SELECTスイッチ(
)が「IN3」の場合は、INPUT 1スイッチは無効です。
「LINE」および「MIC」の場合は、ファンタム電源は供給されません。
ATT(アッテネート)スイッチ
大音量の入力で音声が歪まないように入力感度を切り換えます。
0dB |
入力感度の低いマイクを使用する際などに設定します。 |
20dB |
入力感度の高いマイクを使用する際などに設定します。 |
46dB |
20dBに設定しても歪む場合など、入力感度の非常に高いマイクを使用する際などに設定します。 |
入力ボリュームを下げてもOL(オーバーロード)インジケーター()が点灯する場合は、大きい値の設定に変更してください。
それでもまだOL(オーバーロード)インジケーター()が点灯する場合は、音源の音量を下げる、または音源からマイクを遠ざけてください。
メモ
INPUT 1スイッチ()およびINPUT 2スイッチ(
)の設定が「LINE」の場合は、このスイッチの設定は無効になります。
LOW CUTスイッチ
空調機器やプロジェクターなどによるノイズや耳障りな風切り音などのノイズを低減するローカットフィルター機能を設定します。
220Hz |
80Hzに設定しても周囲のノイズがあまり低減されない場合などに設定してください。 |
80Hz |
空調機器音などをカットするときに設定します。 |
OFF |
ローカットフィルター機能がオフになります。 |
INPUT 2スイッチ
INPUT 2に接続する入力機器に合わせ切り換えます。
LINE |
ミキサーなど外部機器のライン出力端子を接続するときに設定します。 |
MIC |
ダイナミックマイクなど電源を必要としないマイクを接続するときに設定します。 |
+48V |
ファンタム電源を必要とするコンデンサーマイクを接続するときに設定します。 |
注意
ファンタム電源を必要としないマイクを接続している場合は、INPUTスイッチを「+48V」にしないでください。
「+48V」の状態で、マイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
メモ
「LINE」および「MIC」の場合は、ファンタム電源は供給されません。
1+2 LINKスイッチ
INPUT 1側の設定でINPUT 2側の設定を連動するリンク機能です。
ステレオマイクなどで収録する際に使います。
ON |
INPUT 1とINPUT 2の入力ボリューム( SELECTスイッチ( |
OFF |
INPUT 1、INPUT 2を独立して各操作子で設定できます。 |
INPUT 1 / INPUT 3 入力ボリューム
LEVELスイッチ()の設定が「MAN」のときに、入力レベルを手動で調節することができます。
ボリュームを絞り切ると、MUTE(消音)します。
以下のスイッチの設定によって、調節可能な入力が異なります。
SELECTスイッチ( |
1+2 LINKスイッチ( |
入力ボリュームの動作 |
IN 3 |
--- |
INPUT 3端子からのステレオ入力レベルを調節します。 |
IN 1+2 |
ON |
INPUT 1/2端子の入力レベル(L/Rch)を調節します。 |
OFF |
INPUT 1端子の入力レベル(Lch)を調節します。 |
|
IN 1 |
ON |
INPUT 1端子のL/Rchの入力レベルを調節します。 |
OFF |
INPUT 1端子のLchの入力レベルを調節します。 |
メモ
LEVELスイッチ(
)の設定が「AUTO」の場合は、入力ボリュームの操作が無効になります。
入力が大きすぎるとLIMITERスイッチ(
)の設定が「ON」でも歪んでしまう場合があります。その場合は録音レベルを下げるか、音源からマイクを離してください。
LEVELスイッチ
入力レベル調節のモードを切り換えます。
AUTO |
入力レベルを自動的に設定します。 |
MAN |
入力ボリューム( |
メモ
1+2LINKスイッチ()の設定が「ON」の場合は、INPUT 2側のスイッチの設定が無効になり、INPUT 1側のスイッチの設定が反映されます。
LIMITERスイッチ
リミッター機能のON/OFFを設定します。
ON |
突発的な過大入力による歪みを抑えることができます。 |
OFF |
リミッター機能がオフになります。 |
SELECTスイッチ(
)の設定が「IN 1」で、1+2 LINKスイッチ(
)の設定が「OFF」のとき、INPUT 1端子のLchに対してリミッター機能が働きます。
SELECTスイッチ(
)の設定が「IN 1」で、1+2 LINKスイッチ(
)の設定が「ON」のとき、INPUT 1端子のL/Rch両方に対してリミッター機能が働きます。
メモ
1+2LINKスイッチ(
)の設定が「ON」の場合は、INPUT 2側のスイッチの設定が無効になり、INPUT 1側のスイッチの設定が反映されます。
入力が大きすぎるとリミッター機能が「ON」でも歪んでしまう場合があります。その場合は録音レベルを下げるか、音源からマイクを離してください。
INPUT 2 入力ボリューム
LEVELスイッチ()の設定が「MAN」のときに、入力レベルを手動で調節することができます。
ボリュームを絞り切ると、MUTE(消音)します。
以下のスイッチの設定によって、調節可能な入力が異なります。
SELECTスイッチ( |
1+2 LINKスイッチ( |
入力ボリュームの動作 |
IN 3 |
--- |
入力ボリュームの操作が無効になります。 |
IN 1+2 |
ON |
入力ボリュームの操作が無効になります。 |
OFF |
INPUT 2端子の入力レベルを調節します。 |
|
IN 1 |
ON |
入力ボリュームの操作が無効になります。 |
OFF |
INPUT 1端子のRchの入力レベルを調節します。 |
メモ
LEVELスイッチ(
)の設定が「AUTO」の場合は、入力ボリュームの操作が無効になります。
入力が大きすぎるとLIMITERスイッチ(
)の設定が「ON」でも歪んでしまう場合があります。その場合は録音レベルを下げるか、音源からマイクを離してください。
アクセサリーシュー(コールドシュー)
コールドシュータイプのアクセサリーシューです。
注意
端子などの突起があるアクセサリーシュー機器を接続しないでください。本機および接続機器が故障する恐れがあります。
取り付け機器の重量による破損や落下防止のため、重量物を取り付けないでください。
OUTPUTスイッチ
OUTPUT端子()に接続する機器と用途に合わせた出力設定に切り換えます。
|
カメラのマイクまたはライン入力端子と接続するときに設定します。
|
|
ヘッドホンを接続するときに設定します。
|
注意
「 」の設定でカメラとアナログ接続して使用しないでください。
VOLUME +/−ボタン(
)を最大近くの音量にして使用すると、カメラの入力仕様によっては過大入力となり、接続中の機器に障害が発生する場合があります。
メモ
「 」に設定時は、OUTPUT端子からの出力が固定となります。カメラの入力ゲイン設定値は、TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/int/product/ca-xlr2d/docs)に掲載されている動作確認カメラリストを参照して設定してください。
OUTPUT端子
アナログ音声をヘッドホンでモニターする「ヘッドホン出力」と、アナログ音声をカメラに接続する「カメラ出力」の2種類の使い方ができます。接続する機器と用途に合わせて、OUTPUTスイッチ()の出力設定を切り換えてください。
注意
「
」の設定でカメラとアナログ接続して使用しないでください。
VOLUME +/−ボタン(
)を最大近くの音量にして使用すると、カメラの入力仕様によっては過大入力となり、接続中の機器に障害が発生する場合があります。
カメラへのアナログ接続をモニターするには、TASCAM AK-DR11CまたはAK-DR11CMKIIのスプリッターケーブルとアッテネーターケーブルを使用してください。(→「本機でモニターする(CA-XLR2d-AN)」)
VOLUME +/−ボタン
OUTPUTスイッチ(
)が「
」の場合に、OUTPUT端子(
)の出力ボリュームを操作できます(全25段階)。
+/−ボタンを同時に押すことで、ボリュームのセンター値にリセットすることができます。電源再投入時は、前回の設定が保持されています。
注意
VOLUME +を押し続けると突然大きな音が出て、聴覚障害などの原因となることがあります。
マイクホルダー
直径19~23mmのマイクが取り付け可能な固定ホルダーです。(→「マイクを接続する(ファンタム電源対応マイク1本の場合)」)
使用しない場合は、取り外すことが可能です。(→「マイクホルダーを取り外すには」)
INPUT 1端子
マイクなどの収録機器の入力端子です。
ファンタム電源に対応しています。
注意
マイクなどの収録機器の接続や取り外しは、本機の電源がオフの状態で行ってください。
INPUT 1スイッチ(
)が「+48V」の状態で、マイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
ファンタム電源を必要としないマイクを接続している場合は、INPUT 1スイッチ(
)を「+48V」に設定しないでください。
マイク1本だけの場合は、INPUT 1端子に接続してください。
ケーブルホルダー
マイクケーブルの固定ホルダーです。
たるんだケーブルや突っ張ったケーブルがノイズ源にならないよう、適切なケーブルの引き回しを行い、固定してください。
INPUT 2端子
マイクなどの収録機器の入力端子です。
ファンタム電源に対応しています。
注意
マイクなどの収録機器の接続や取り外しは、本機の電源がオフの状態で行ってください。
INPUT 2スイッチ(
)が「+48V」の状態で、マイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
ファンタム電源を必要としないマイクを接続している場合は、INPUT 2スイッチ(
)を「+48V」に設定しないでください。
マイク1本だけの場合は、INPUT 1端子に接続してください。
INPUT 3端子
マイクなどの収録機器の入力端子です。
プラグインパワー(電圧2.7V)に対応しています。
電池ボックス取り外しボタン
このボタンを押して、電池ボックスを取り外します。
USB端子
ファームウェアアップデート専用のmicro-BタイプUSB端子です。アップデートの方法は、ファームウェアリリース時に提供される本機のファームウェアアップデートマニュアルを参照ください。
注意
本体への電源供給などはできません。
電池ボックス
カメラからの電源供給が受けられない場合、カメラのバッテリーを消費したくない場合、またはカメラのバッテリーや動作状況などで電源供給に制限がある場合など、電池を使用して本機を駆動することができます。
BATTERY POWEREDスイッチ
電池で駆動するときはスイッチを「ON」、カメラから電源供給を受けるときはスイッチを「OFF」にしてください。
注意
電池ボックスを接続して最初に電源を入れるときには、このスイッチを一度「OFF」にしてください。
BATTERY POWEREDスイッチ(
)を切り換える場合は、入力音がMUTE(消音)されますので、一旦カメラでの録画を停止してから切り換えるようにしてください。
電池タイプスイッチ
使用する電池の種類を設定します。
この設定は、電池の残量表示や正常動作に必要な最低残量の識別に使用されます。
Ni-MH |
ニッケル水素電池を使用するときに設定します。 |
Lithium |
リチウム乾電池を使用するときに設定します。 |
ALK |
アルカリ乾電池を使用するときに設定します。 |
|
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|
CA-XLR2d-C |
CA-XLR2d-F |
CA-XLR2d-AN |
お使いになるカメラ別に3タイプのアダプターが用意されています。お使いになるカメラに適合したアダプターを接続して固定用ネジ2本でしっかりと固定してください(お客様による交換が可能)。
アクセサリーシュー接続用変換アダプターの交換方法については、「アクセサリーシュー接続用変換アダプターの交換」をご参照ください。
動作確認カメラリストは、TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/int/product/ca-xlr2d/docs)に掲載しています。
注意
接続端子部を直接手で触らないでください。
本機をカメラに取り付ける/取り外す際は、必ずカメラの電源がオフの状態で行ってください。
本機をカメラに取り付け後は、脱落防止のため確実に固定してください。
ロックレバー(CA-XLR2d-C)
本機をカメラに固定するには、ロックレバーを「LOCK」の方向に回します。(→「カメラに接続する(CA-XLR2d-C/CA-XLR2d-F)」)
メモ
ロックレバーを解除する場合は、ロックボタンを押しながらロックレバーを解除します。
固定ダイヤル(CA-XLR2d-F/CA-XLR2d-AN)
本機をカメラに固定するには、固定ダイヤルを右から左に回して固定します。(→「カメラに接続する(CA-XLR2d-C/CA-XLR2d-F)」)、(→「カメラに接続する(CA-XLR2d-ANのみ)」)
本機をアナログ接続する場合または他社カメラに変更する場合には、アクセサリーシュー接続用変換アダプターを交換してください。
アクセサリーシュー接続用変換アダプターの詳細については、「 アクセサリーシュー接続用変換アダプター」をご参照ください。
アクセサリーシュー接続用変換アダプターを交換する
1.アクセサリーシュー接続用変換アダプター()を固定しているネジ(2本)をプラスドライバーで外します。
2.本体からアクセサリーシュー接続用変換アダプターを取り外します。
3.交換するアクセサリーシュー接続用変換アダプターの向きに注意し、本体に装着します。
4.外したネジ(2本)を使い、アクセサリーシュー変換アダプターを固定します。
注意
取り外したアクセサリーシュー変換アダプターは、端子カバーを装着してください。異物混入や端子損傷などにより本機が故障する恐れがあります。
本機は、「カメラからの電源供給」と「単3形電池」の2種類の電源供給方法があります。
単3形電池はアルカリ乾電池およびニッケル水素電池、リチウム乾電池を使用することができます。
カメラからの電源供給状況が以下の場合は、単3形電池をご使用ください。
カメラからの電源供給が受けられない
カメラのバッテリーを消費したくない
カメラのバッテリーや動作状況などで電源供給に制限がある
カメラからの電源供給で使用する
電源供給が可能なカメラに接続することで、本機に電源を供給することができます。
電源供給の対応カメラについては、TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/int/product/ca-xlr2d/docs)に掲載されている動作確認カメラリストを参照されるか、タスカム カスタマーサポートまでお問い合わせください。
同梱する電池ボックスに単3形電池2本をセットし、本体に取り付けます。
1.電池ボックス()の蓋をスライドして取り外し、電池ボックス内の
と
の表示に合わせて単3形電池を2本セットし、電池ボックスの蓋を取り付けます。
2.電池ボックスの端子カバーを外します。
3.本体の底面端子カバーを外し、電池ボックスを本体に装着します。
注意
電池駆動をする場合に、電池ボックスのBATTERY POWEREDスイッチ()を「ON」の状態で接続したときは、一度「OFF」にしてから「ON」にする必要があります。
4.使用する電池に合わせて電池タイプスイッチ()を設定します。
5.BATTERY POWEREDスイッチ()を「ON」にすると、電池から電源が供給されます。
注意
単3形マンガン乾電池は、使用できません。
本機で単3形ニッケル水素電池を充電することはできません。市販の充電器をご使用ください。
電池ボックスを使用しない場合は、本体の底面端子カバーを装着してください。未装着の状態で使用すると、異物混入や端子損傷などにより本機が故障する恐れがあります。
メモ
コンデンサーマイクにファンタム電源を供給した場合は、電力を多く消費します。単3形電池で供給しているときにコンデンサーマイクを使用すると、マイクの消費電力に応じて稼働時間が短くなります。
本機の準備ができたら、次にカメラに接続します。
注意
本機をカメラに接続する前に、必ず本機およびカメラの電源がオフになっていることを確認してください。
本機を持って接続機器を持ち上げないでください。接続部に無理な負荷がかかり、本機または接続機器を破損する恐れがあります。
使用時以外は本機を接続機器から外して保管してください。接続部に無理な負荷がかかり、本機または接続機器を破損する恐れがあります。
カメラに接続する(CA-XLR2d-C/CA-XLR2d-F)
1.ロックレバー()および固定ダイヤル(
)を解除し、アクセサリーシュー接続用変換アダプターの端子カバーを取り外してください。
2.本機の向きに注意して、接続端子部をカメラのアクセサリーシューの奥に突き当たるように装着します。
3.ロックレバー()または固定ダイヤル(
)を使用して、本機と接続機器を確実に固定します。
メモ
CA-XLR2d-Cの取り外しは、ロックボタンを押しながら、ロックレバーを解除します。
1.固定ダイヤル()を解除してください。
2.本機の向きに注意して、接続端子部をカメラのアクセサリーシューの奥に突き当たるように装着します。
3.固定ダイヤル()を使用して、本機と接続機器を確実に固定します。
4.同梱のφ3.5mm(1/8″)ステレオミニケーブルを本機のOUTPUT端子()とカメラの入力端子に接続します。
注意
「
」の設定でカメラとアナログ接続して使用しないでください。
VOLUME +/−ボタン(
)を最大近くの音量にして使用すると、カメラの入力仕様によっては過大入力となり、接続中の機器に障害が発生する場合があります。
接続したアクセサリーシュー接続用変換アダプターがカメラに適合してない場合、または装着不十分の場合は電源が入りません。TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/int/product/ca-xlr2d/docs)に掲載されている動作確認カメラリストを参照して確認してください。
カメラに装着しない場合は、端子カバーを装着してください。異物混入や端子損傷などにより本機が故障する恐れがあります。
5.OUTPUTスイッチ()を「
」に設定します。
マイクなどの収録機器の接続と、それぞれの接続設定についての説明です。
1.マイクホルダーのネジを緩め、ホルダー部を開けます。
2.ホルダー部にマイクを置き、保持させながらホルダー部を閉じ、ネジで確実に固定してください。
3.マイクケーブルを本機のINPUT1端子()に接続します。
注意
マイクなどの収録機器の接続や取り外しは、本機の電源がオフの状態で行ってください。
INPUT 1スイッチ(
)が「+48V」の状態で、マイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
ファンタム電源を必要としないマイクを接続している場合は、INPUT 1スイッチ(
)を「+48V」に設定しないでください。
メモ
ケーブルが長い場合は、適切な引き回しになるようにケーブルホルダーに固定してください。
4.SELECTスイッチ()を「IN1」に設定し、INPUT 1スイッチ(
)を「MIC」もしくは「+48V」に設定します。
メモ
マイクホルダー部は、直径19~23mmのマイクが取り付け可能です。
マイクホルダー部は分離可能です。不要な場合は、ネジと共に取り外してください。(→「マイクホルダーを取り外すには」)
矢印のネジ(2本)を外すと、マイクホルダーを取り外すことができます。
様々な機器との接続や使い方についての説明です。
マイクを2本接続する
INPUT2端子()にマイクを接続する場合は、SELECTスイッチ(
)を「IN1+2」に設定し、INPUT2スイッチ(
)を接続するマイクに合わせて設定してください。
ファンタム電源が必要なマイクを使用する場合は、INPUT 1スイッチ()およびINPUT 2スイッチ(
)を「+48V」に設定してください。
マイクをミニジャックに接続する
ステレオラベリアマイクなどを接続する場合は、INPUT3端子()に接続し、SELECTスイッチ(
)を「IN3」に設定してください。
メモ
SELECTスイッチ()が「IN3」の場合は、INPUT1スイッチ(
)は、無効です。
ライン接続機器を接続する
ミキサーなどのライン接続機器を接続する場合は、XLRケーブルまたはTRSケーブルにて本機と接続し、INPUT 1スイッチ()およびINPUT 2スイッチ(
)を「LINE」に設定してください。
ヘッドホンを接続する
アナログ音声をモニターする場合は、OUTPUTスイッチ()を「
」に設定し、ヘッドホンやイヤホンなどをOUTPUT端子(
)に接続し、
VOLUME +/−ボタン(
)で音量を調節してください。
ヒント
本機にヘッドホンを接続してモニターすることで、カメラ本体のヘッドホン端子からの音声にくらべて、遅延のない音声をモニターすることができます。
接続機器の準備まで整ったら、本機の電源を入れます。
本機はカメラの制御による連動動作を行うため、カメラ側の電源と撮影モードに合わせた操作と手順が必要となります(CA-AK1-ANを使用時には単3形電池のみでの駆動となるスタンドアロン動作になります)。
カメラからの供給電源の場合
1.BATTERY POWEREDスイッチ()を「OFF」に設定します。
2.カメラの電源をオンにし、動作モードを「動画撮影」に切り換えます。
カメラから電源の供給が開始され、POWER SUPPLYインジケーター()の「
」が点灯します。
カメラのディスプレーに表示される入力メーターが入力信号に応じて振れ、音声が通ったことを確認することができます。
メモ
接続したカメラの仕様により、カメラのディスプレーにアクセサリー接続の表示をすることがあります。
単3形電池の場合
1.BATTERY POWEREDスイッチ()を「OFF」に設定します。
2.カメラの電源をオンにし、動作モードを「動画撮影」に切り換えます。
カメラから電源の供給が開始され、POWER SUPPLYインジケーター()の「
」が点灯します。
メモ
接続したカメラの仕様により、カメラのディスプレーにアクセサリー接続の表示をすることがあります。
3.BATTERY POWEREDスイッチ()を「ON」に設定します。
単3形電池から電源の供給が開始され、POWER SUPPLYインジケーター()の「
」が点灯します。
カメラのディスプレーに表示される入力メーターが入力信号に応じて振れ、音声が通ったことを確認することができます。
注意
CA-XLR2d-C/CA-XLR2d-Fは、カメラからの制御が必要なため、カメラの電源がない場合は、単3形電池だけで駆動させることはできません。
BATTERY POWEREDスイッチ(
)を切り換える場合は、入力音がMUTE(消音)されますので、一旦カメラでの録画を停止してから切り換えるようにしてください。
CA-XLR2dを装着した状態でカメラの電源をオンにした際、また静止画モードから動画モードに切り換えた際、実際にCA-XLR2dからの音声が入力されるまで約4秒ほどかかります。
1.BATTERY POWEREDスイッチ()を「OFF」に設定します。
2.カメラの電源をオンにし、動作モードを「動画撮影」に切り換えます。
3.BATTERY POWEREDスイッチ()を「ON」に設定します。
単3形電池から電源の供給が開始され、POWER SUPPLYインジケーター()の「
」が点灯します。
カメラのディスプレーに表示される入力メーターが入力信号に応じて振れ、音声が通ったことを確認することができます。
注意
CA-XLR2d-ANは、BATTERY POWEREDスイッチ(
)を「ON」にしていると電池を消費するので、使用後は必ず「OFF」にしてください。
BATTERY POWEREDスイッチ(
)を切り換える場合は、入力音がMUTE(消音)されますので、一旦カメラでの録画を停止してから切り換えるようにしてください。
カメラ側で音声が通ったことを確認できたら、カメラのディスプレーに表示される入力メーターを見ながら、入力ボリューム(、
)を調節します。
音声をモニターしながら音声の調節を行います。
ヒント
本機にヘッドホンを接続してモニターすることで、カメラ本体のヘッドホン端子からの音声にくらべて、遅延のない音声をモニターすることができます。
本機でモニターする(CA-XLR2d-C/CA-XLR2d-F)
OUTPUTスイッチ()を「
」に設定してモニターしてください。
メモ
OUTPUTスイッチ()を「
」に設定していると、
VOLUME +/−ボタン(
)で音量調節ができません。
CA-XLR2d-ANでアナログ音声をモニターする場合は、スプリッターケーブルが必要になります。
OUTPUTスイッチ()を「
」に設定し、TASCAM AK-DR11CまたはAK-DR11CMKIIのスプリッターケーブルとアッテネーターケーブルを使用してOUTPUT端子(
)に接続し、片側をカメラに接続、もう片側にヘッドホンやイヤホンなどを接続します。
注意
アッテネータケーブルを使用しない状態で「
」の設定でカメラとアナログ接続して使用しないでください。
VOLUME +/−ボタン(
)を最大近くの音量にして使用すると、カメラの入力仕様によっては過大入力となり、接続中の機器に障害が発生する場合があります。
録音中に本機に触れるとノイズが録音される場合があります。
動画撮影中は、カメラやレンズの作動音や操作音などが録音される場合があります。
強い電波や磁気を発生する電波塔などの周囲では、正常に機能しない場合があります。
本体の設定スイッチを操作するときやマイクの向きを変える場合は、必ず本機をしっかりと押さえながら行ってください。接続部に強い力が加わり、本機または接続機器を破損する恐れがあります。
ヒント
本機のマイクプリアンプの性能を十分生かすために、なるべく本機の音声を大きく設定することをおすすめします。
カメラでモニターする
本機の動作がおかしいときは、修理を依頼する前にもう一度、下記の点検を行ってください。
それでも改善しないときは、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご連絡ください。
電源が入らない
カメラのアクセサリーシューに確実に差し込まれているか確認してください。
電池の残量があるか、電池が正しくセットされているか確認してください。
電池駆動をする場合に、電池ボックスのBATTERY POWEREDスイッチ(
)を「ON」の状態で接続したときは、一度「OFF」にしてから「ON」にする必要があります。
音が出ない
POWER SUPPLY インジケーター(
)の「
」が早く点滅している場合は、電池切れのためまもなく電源がオフになりますので、電池を交換してください。
ヘッドホンの出力レベルが最小になっていないか確認してください。
カメラの電源オン後、カメラにエラー表示がされる/本機の電源が切れてしまう
カメラのアクセサリーシューに確実に取り付けられているかをご確認ください。
カメラの電源を一度オフにし、再度カメラの電源をオンにして立ち上げ直してください。
ダイナミックマイクによっては、INPUT 1スイッチ(
)またはINPUT 2スイッチ(
)を「+48V」に設定するとファンタム電源から過大電流が流れることで、カメラ電源供給の制限により電源が切れる可能性があります。そのためダイナミックマイク使用時は、INPUT 1スイッチ(
)およびINPUT 2スイッチ(
)は「MIC」を選択してください。
カメラの電源供給の制限*による可能性があるため、同梱する電池ボックス(
)を使って単3形電池で駆動してください。(→「単3形電池で使用する」)
お使いのマイクの消費電力によっては、カメラの電源供給の制限*によりエラーが発生している可能性があるため、本機に接続するマイクを変更してください。
*カメラ供給電源の制限情報は、動作確認カメラリストをご確認ください。
電源投入時にINPUT1とINPUT2のOL(オーバーロード)インジケーターが同時に点滅する
本体とアクセサリーシュー接続用変換アダプターのファームウェアバージョンが合わないとOLインジケーター(
)が同時に点滅します。アクセサリーシュー接続用変換アダプターを外した状態でのアップデートなどが原因として考えられるので、CA-XLR2d本体にアクセサリーシュー接続用変換アダプターを取り付けて再度ファームウェアをアップデートしてください。
電池消耗時間が早い
電池残量は電池タイプに合わせて監視しているため、使用している電池のタイプに合わせてください。
入力音がMUTE(消音)されてしまう
カメラの電源がオンのときにINPUTスイッチ(
、
)を「+48V」に設定した場合、カメラの電源供給制限によりアナログ電源が切られて入力音がMUTE(消音)されてしまうことがあるため、録画開始前にはカメラのメーターが振れていることを必ず確認してください。もしMUTE(消音)された場合は、電池で本機を駆動するかマイクを消費電力の少ないものに変更してください。
サンプリング周波数*
48kHz/96kHz
量子化ビット数*
16ビット/24ビット
*サンプリング周波数および量子化ビット数は、カメラの設定による
入力チャンネル数
最大2チャンネル
マイク入力(バランス)
INPUT 1/2端子(XLRのみファンタム電源対応)
コネクター:
XLR-3-31相当(1:GND、2:HOT、3:COLD)
φ6.3mm(1/4”)TRS標準ジャック(Tip:HOT、Ring:COLD、Sleeve:GND)
INPUT 1/2スイッチを「MIC」に設定時
入力インピーダンス:2kΩ以上
最大入力レベル:+6dBu(ATTスイッチ「46dB」時)
最小入力レベル:−60dBu(ATTスイッチ「0dB」時)
ゲイン幅:66dB
INPUT 1/2スイッチを「LINE」に設定時
入力インピーダンス:10kΩ以上
最大入力レベル:+24dBu
規定入力レベル:+4dBu
ゲイン幅:66dB
0dBu=0.775Vrms
マイク入力(アンバランス)
INPUT3端子(プラグインパワー対応)
コネクター:φ3.5mm(1/8”)ステレオミニジャック
入力インピーダンス:2kΩ以上
最大入力レベル:+6dBV(ATTスイッチ「46dB」時)
最小入力レベル:−60dBV(ATTスイッチ「0dB」時)
ゲイン幅:66dB
プラグインパワー:2.7V
0dBV=1.0Vrms
ヘッドホン/カメラ出力(アンバランス)
OUTUT端子
コネクター:φ3.5mm(1/8”)ステレオミニジャック
出力レベル:
0.29Vrms(固定、OUTPUTスイッチ「 」時)
0.5Vrms(ヘッドホンボリューム最大時、 OUTPUTスイッチ「 」時)
ヘッドホン推奨インピーダンス:16~250Ω
マイクアンプEIN(入力換算雑音)
-120dBu以下(150Ω終端、GAIN最大、A-weight)
ダイナミックレンジ
95dB以上(22kHzLPF+A-Weight)
周波数特性
20Hz~20kHz:+0.5dB/−1.0dB (XLRデジタル入力、Fs=48kHz時)
20Hz~40kHz:+0.5dB/−1.0dB (XLRデジタル入力、Fs=96kHz時)
電源
単3形電池2本
(アルカリ乾電池、ニッケル水素電池またはリチウム乾電池)
対応カメラのアクセサリーシュー経由での供給
消費電力
2.0W(最大時)
電池持続時間(連続使用時)
アルカリ乾電池(EVOLTA)使用時
使用条件 |
持続時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:2mA) |
約4時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:5mA) |
約3時間 |
INPUT 1端子およびINPUT 2端子にダイナミックマイクを接続 ファンタム電源未使用時 |
約6.5時間 |
INPUT 1端子にTASCAM TM-200SGを接続 ファンタム電源使用時 |
約4時間 |
本体共通設定:入力ボリューム「中央」、ATTスイッチ「0dB」、LEVELスイッチ「MAN」、LIMITERスイッチ「OFF」
ニッケル水素電池(eneloop)使用時
使用条件 |
持続時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:2mA) |
約5時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:5mA) |
約4時間 |
INPUT 1端子およびINPUT 2端子にダイナミックマイクを接続 ファンタム電源未使用時 |
約7時間 |
INPUT 1端子にTASCAM TM-200SGを接続 ファンタム電源使用時 |
約5時間 |
本体共通設定:入力ボリューム「中央」、ATTスイッチ「0dB」、LEVELスイッチ「MAN」、LIMITERスイッチ「OFF」
リチウム乾電池(Energizer ULTIMATE LITHIUM)使用時
使用条件 |
持続時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:2mA) |
約10時間 |
INPUT 1端子にコンデンサーマイクを接続 ファンタム電源使用時(負荷:5mA) |
約8時間 |
INPUT 1端子およびINPUT 2端子にダイナミックマイクを接続 ファンタム電源未使用時 |
約14.5時間 |
INPUT 1端子にTASCAM TM-200SGを接続 ファンタム電源使用時 |
約10時間 |
本体共通設定:入力ボリューム「中央」、ATTスイッチ「0dB」、LEVELスイッチ「MAN」、LIMITERスイッチ「OFF」
注意
ファンタム電源を使⽤時には、ご使⽤になるマイクにより持続時間が短くなる場合があります。
外形⼨法/質量
CA-XLR2d-C:
幅88.2mm x 高さ119.1mm x 奥行き110.0mm/341g
(突起物を含まず、マイクホルダー装着、電池ボックス未装着)
CA-XLR2d-F:
幅88.2mm x 高さ119.1mm x 奥行き110.0mm/331g
(突起物を含まず、マイクホルダー装着、電池ボックス未装着)
CA-XLR2d-AN:
幅88.2mm x 高さ119.1mm x 奥行き110.0mm/357g
(突起物を含まず、マイクホルダー装着、電池ボックス装着、電池を含まず)
動作温度
0〜40℃
CA-XLR2d-C
CA-XLR2d-F
CA-XLR2d-AN
リファレンスマニュアルのイラストが一部製品と異なる場合があります。
製品の改善により、仕様および外観が予告なく変更することがあります。
CMSIS Core header files
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KSDK Flash / NVM
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KSDK H/W Abstraction Layer (HAL)
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KSDK MKL17Z4
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0323.MA-3422C