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D01450901B |
Professional Bluetooth Audio Receiver
取扱説明書
製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、以下の注意事項をよくお読みください。
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警告 |
以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 |
ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く |
万一、異常が起きたら 煙が出たり、変なにおいや音がするときは 機器の内部に異物や水などが入ったときは この機器を落としたり、カバーを破損したときは すぐに機器本体の電源を切り、必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜いてください。異常状態のまま使用すると、火災・感電の原因となります。 お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)に修理をご依頼ください。 |
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指示 |
ACアダプターの電源プラグにほこりをためない ACアダプターの電源プラグとコンセントの間にゴミやほこりが付着すると、火災・感電の原因となります。定期的(年1回くらい)にACアダプターの電源プラグを抜いて、乾いた布でゴミやほこりを取り除いてください。 |
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禁止 |
ACアダプターのコードを傷つけない ACアダプターのコードの上に重い物を載せたり、コードを壁や棚との間に挟み込んだり、本機の下敷きにしない ACアダプターのコードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、熱器具に近づけて加熱したりしない コードが傷んだまま使用すると火災・感電の原因となります。 万一、ACアダプターのコードが破損したら(芯線の露出、断線など)、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)をご依頼ください。 |
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付属のACアダプターや電源コードを他の機器に使用しない 故障、火災、感電の原因となります。 |
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AC100-240V以外の電圧で使用しない 表示された電源電圧(AC100-240V、50/60Hz)以外の電圧で使用しないでください。また、船舶などの直流(DC)電源には接続しないでください。火災・感電の原因となります。 |
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この機器を設置する場合は、放熱をよくするために、壁や他の機器との間は少し(20cm以上)離して設置する 隙間を空けないと内部に熱がこもり、火災の原因となります。 |
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この機器の通風孔などから内部に金属類や燃えやすい物などを差し込む、または落とさない 火災・感電の原因となります。 |
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この機器の通風孔をふさがない 通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の原因となります。 |
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禁止 |
機器の上に花びんや水などが入った容器を置かない 内部に水が入ると火災・感電の原因となります。 |
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分解禁止 |
この機器のカバーは絶対に外さない カバーを外す、または改造すると、火災・感電の原因となります。 内部の点検・修理は、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご依頼ください。 |
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この機器を改造しない 火災・感電の原因となります。 |
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注意 |
以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 |
ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く |
移動させる場合は、電源をオフにし、必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜き、外部の接続コードを外す コードが傷つき、火災・感電の原因や、引っ掛けてけがの原因になることがあります。 |
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旅行などで長期間この機器を使用しないときやお手入れの際は、安全のため必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く 通電状態の放置やお手入れは、漏電や感電の原因となることがあります。 |
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指示 |
オーディオ機器を接続する場合は、各々の機器の取扱説明書をよく読み、電源を切り、説明にしたがって接続する また、接続は指定のコードを使用する |
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電源を入れる前には、音量を最小にする 突然大きな音が出て、聴覚障害などの原因となることがあります。 |
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この機器はコンセントの近くに設置し、電源プラグは簡単に手が届くようにする 異常が起きた場合は、すぐに電源プラグをコンセントから抜いて、完全に電源が切れるようにしてください。 |
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この機器には、付属の専用ACアダプターや電源コードを使用する それ以外の物を使用すると、故障、火災、感電の原因となります。 付属の電源コード(JAPAN USA)は、125Vより大きい電圧では使用できません。 |
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禁止 |
ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かない 湿気やほこりの多い場所に置かない。風呂、シャワー室では使用しない 調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気が当たる場所に置かない 火災・感電やけがの原因となることがあります。 |
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電源プラグを抜くときは、ACアダプターの電源コードを引っ張らない コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。 必ずプラグを持って抜いてください。 |
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禁止 |
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない 感電の原因となることがあります。 |
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注意 |
5年に1度は、機器内部の掃除をお買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご相談ください。 内部にほこりがたまったまま、長い間掃除をしないと火災や故障の原因となることがあります。 特に、湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。なお、掃除費用については、ご相談ください。 |
このたびは、TASCAM RX-BT10をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読みになり、正しい取り扱い方法をご理解いただいた上で、末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。お読みになったあとは、いつでも見られる所に保管してください。
また取扱説明書は、TASCAMのウェブサイトからダウンロードすることができます。
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RX-BT10 |
TASCAM RX-BT10は、スマートフォン・タブレットなどBluetooth端末のオーディオを既存の音響システムに手軽に追加可能な業務用Bluetoothオーディオレシーバーです。
XLRバランス出力を装備
長距離・高安定接続を実現するBluetooth 5.1(Class 1)採用
コンパクトで堅牢な筐体
本製品の構成は、以下の通りです。
開梱は本体に損傷を与えないよう慎重に行ってください。梱包箱と梱包材は、後日輸送するときのために保管しておいてください。
付属品が不足している場合や輸送中の損傷が見られる場合は、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
本体 (ユーロブロックプラグ付き)×1
ACアダプター(TASCAM PS-M1524)×1
ACアダプター用コード (JAPAN USA/EUROPE)×1
Bluetooth アンテナ×1
固定用ブラケットキット
- ブラケット×2
- 固定用ネジ×6
セーフティガイド×1
TASCAM ID登録ガイド ×1
注意
本機には必ず、付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)とACアダプター用コードをご使用ください。
また、付属のACアダプターを他の機器に使用しないでください。故障、火災、感電の原因となります。
保護されたコンテンツを無断で複製、放送、上映、有線放送、公開演奏、レンタル(有償、無償を問わず)することは、法律により禁止されています。
Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.の所有物であり、ティアック株式会社は許可を受けて使用しています。
TASCAMおよびタスカムは、ティアック株式会社の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名、ロゴマークは各社の商標または登録商標です。
ここに記載されております製品に関する情報、諸データは、あくまで一例を示すものであり、これらに関します第三者の知的財産権、およびその他の権利に対して、権利侵害がないことの保証を示すものではございません。したがいまして、上記第三者の知的財産権の侵害の責任、またはこれらの製品の使用により発生する責任につきましては、弊社はその責を負いかねますのでご了承ください。 |
第三者の著作物は、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上権利者に無断で使用できません。装置の適正使用をお願いします。弊社では、お客様による権利侵害行為につき一切の責任を負担致しません。 |
本書では、以下のような表記を使います。
本機とBluetoothで接続するスマートフォンやタブレットなどを「Bluetooth機器」と表記します。
必要に応じて追加情報などを、「ヒント」、「メモ」、「注意」として記載します。
ヒント
本機を、このように使うことができる、といったヒントを記載します。
メモ
補足説明、特殊なケースの説明などをします。
注意
指示を守らないと、機器が壊れたり、データが失われたりする可能性がある場合に記載します。
V注意
指示を守らないと、人がけがをする可能性がある場合に記載します。
本機の動作保証温度は、摂氏0度〜 40度です。
次のような場所に設置しないでください。音質悪化または故障の原因となります。
振動の多い場所
窓際などの直射日光が当たる場所
暖房器具のそばなど極端に温度が高い場所
極端に温度が低い場所
湿気の多い場所や風通しが悪い場所
ほこりの多い場所
放熱をよくするために、本機の上には物を置かないでください。
パワーアンプなど熱を発生する機器の上に本機を置かないでください。
本機を寒い場所から暖かい場所に移動したときや、寒い場所を暖めた直後など気温が急激に変化すると結露を生じることがあります。
結露したときは、約1~2時間放置してから電源を入れてお使いください。
製品の汚れは、柔らかい乾いた布で拭いてください。
化学ぞうきん、ベンジン、シンナー、アルコールなどで拭かないでください。
表面を傷める、または色落ちさせる原因となります。
この製品には、保証書が添付(巻末に記載)されています。大切に保管してください。万が一販売店の捺印やご購入日の記載がない場合は、無料修理保証の対象外になりますので、ご購入時のレシートなどご購入店・ご購入日が確認できる物を一緒に保管してください。
保証期間は、お買い上げの日より1年です。保証期間中は、記載内容によりティアック修理センター(巻末に記載)が無償修理致します。その他の詳細については、保証書をご参照ください。
保証期間経過後、または保証書を提示されない場合の修理などについては、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご相談ください。修理によって機能を維持できる場合は、お客様のご要望により有料修理致します。
万一、故障が発生した場合は使用を中止し、必ず電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)までご連絡ください。修理を依頼される場合は、次の内容をお知らせください。
なお、本機の故障、もしくは不具合により発生した付随的損害(録音内容などの補償)の責については、ご容赦ください。
型名、型番(RX-BT10)
製造番号(Serial No.)
故障の症状(できるだけ詳しく)
お買い上げの年月日
お買い上げの販売店名
お問い合わせ先については、巻末をご参照ください。
本機を廃棄する場合に必要な費用は全てお客様のご負担になります。
本機は、電波法に基づく小電力データ通信システムの無線設備として、認証技術基準適合証明を受けています。したがって、本機を使用するときに無線局の免許は必要ありません。
ただし、以下の事項を行うと法律に罰せられることがあります。
本機を分解/改造すること
本機に貼ってある証明ラベルをはがすこと
また、本機は日本国内のみで使用してください。各国の電波法に抵触する可能性があります。
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219-257501 |
本機は、2.4GHz帯を使用する無線機器です。
変調方式としてFH-SS変調方式を採用し、与干渉距離は10mです。
本機の使用周波数帯(2.4GHz帯) では、電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない無線局)、ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
1.使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定の小電力無線局、ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。
2.万一、本機から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに場所を変更するか、または電波の発射を停止したうえ、ご使用ください。
本機のBluetooth通信出力クラスは、Class1です。
見通し通信距離は100m程度ですが、障害物や電波状況によって距離は変動します。
本機とBluetooth機器との間に障害物がある場合、Bluetooth通信に悪影響が出る場合があります。この場合は、障害物を除去してください。また、使用環境内で無線LAN(IEEE802.11b/g)や電子レンジが使用されている場合にも、Bluetooth通信に悪影響が出る場合があります。この場合は、これらの機器の使用を中止するか、本機およびBluetooth機器をこれらの機器から10m以上離してください。
また、Bluetoothの異なる通信出力クラス同士は接続互換性がありますが、最大通信距離が短い方に合わせて接続される場合があります。
例えば、Class1(見通し通信距離:100m)の本機とClass2(見通し通信距離:10m)のスマートフォンを接続した場合、スマートフォン側の見通し通信距離が適用されることがあります。
本機は、Bluetooth 5.1オーディオレシーバーを搭載しており、Bluetoothに対応したパソコンやポータブルオーディオ機器(Bluetooth機器)の再生音声を出力できます。
注意
本機のBluetooth機能について、全てのBluetooth機器との接続や動作を保証するものではありません。
本機は、以下の Bluetoothプロファイルに対応しています。
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)
Bluetoothで音声伝送を行うには、Bluetooth機器がA2DPに対応している必要があります。
Bluetooth機器の再生を制御するには、Bluetooth機器がAVRCPに対応している必要があります。
ただし、同じプロファイルに対応していても、Bluetooth機器の仕様により、機能が異なる場合があります。
本機は、以下のA2DPコーデックに対応しており、音声伝送時にいずれかのコーデックを自動選択します。
SBC
AAC
使用するA2DPコーデックは、Bluetooth機器のコーデック対応や通信状況に応じて適切に選択します。
メモ
使用するA2DPコーデックは、ボタン操作などで選択することはできません。
Bluetooth無線技術の特性により、Bluetooth機器の再生に比べて本機側での再生がわずかに遅れます。
本機は、音声伝送時のコンテンツ保護としてSCMS-Tに対応しており、保護された音声を再生できます。
本機は、Bluetooth通信でBluetoothの標準規格に準拠したセキュリティ機能に対応していますが、通信の秘匿性を保障するものではありません。
Bluetoothでの通信で情報の漏洩が発生しましても、弊社は一切の責任を負いかねます。
注意
本機のスイッチの設定変更は、電源が入っていない状態、もしくは音量を下げた状態で行ってください。
POWERスイッチ
電源のオン/オフの切り換えを行います。
押し込まれた状態がオンのとき、POWERインジケーターが点灯します。
POWERインジケーター
本機のPOWERスイッチをオンにすると、POWERインジケーターが緑色に点灯します。
Bluetoothインジケーター
ペアリング中は点滅、接続すると点灯します。
Bluetooth PAIRINGボタン
Bluetooth機器とペアリングするボタンです。
リモートPAIRINGコネクター
付属の 2 ピン ユーロブロック コネクターを使用して、このコネクターに市販の2線式プッシュモメンタリースイッチ(ボタン)を接続することで、ペアリングボタンを延長することが可能です。
Bluetooth アンテナ端子
付属の Bluetooth アンテナを接続します。
出力レベルつまみ
Bluetoothを出力する音量を調整します。
右に回すと大きくなります。一番左に回すと音声は出力されません。
アウトプット端子(アンバランス)
RCA タイプのステレオ出力端子 ( アンバランス ) です。
外部機器のライン入力端子に信号を出力します。
アウトプット端子(バランス)
XLR タイプのステレオ出力端子 ( バランス ) です。
外部機器のライン入力端子に信号を出力します。
モノラル/ステレオ切り換えスイッチ
アウトプット端子(⑧,⑨)の出力方式をステレオかL+Rのモノラルに切り換えることができます。
ケンジントンホール
ケンジントンロックを差し込み、機器の拘束ができます。
DC IN 15V端子
付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)のDCプラグを接続します。
コードホルダー
付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)の電源コードを挟み込んでプラグの抜け落ちを防止します。
(→ 「コードの固定方法」)
同梱されている付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)を使って、以下のように電源を本機に接続します。
注意
必ず同梱されている専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)とACアダプター用コードをお使いください。
他のACアダプターを使用すると故障、発熱、発火などの原因になります。
メモ
専用ACアダプターには、2種類のACアダプター用コードが同梱されています。
ご使用になる電圧や電源コンセントの形状に合ったアダプター用コードをご使用ください。
使用中のコード抜けを防ぐため、接続するときはコードホルダー()にコードを挟み込んでください。
1.コードホルダーのネジを取り外します。
2.コードをコードホルダーに挟み込みます。
3.コードホルダーのネジで固定します。
Bluetooth 機器と接続する場合は、以下の手順にて付属するBluetoothアンテナを取り付けてください。
1.付属の Bluetooth アンテナを、Bluetooth アンテナ端子に差し込みます。
2.Bluetooth アンテナのナットを回して、アンテナ端子に固定します。
3.Bluetooth アンテナを起こします。
注意
アンテナは付属の RX-BT10専用品をお使いください。
アンテナを曲げる向きに注意し、無理に曲げないでください。
市販の RP-SMA 端子のケーブルを使用してアンテナを延長することが出来ます。
アンテナケーブルはインピーダンス50Ωで20m以下のものを使用してください。
注意
アンテナのケーブルを延長するときも、アンテナは付属の専用品を使用してください。
1.ユーロブロックプラグの端子ネジを緩めます。
メモ
マイナスドライバーの先端幅が2.5mm以下のドライバーをご使用ください。
2.ケーブルを差し込みます。
メモ
付属するユーロブロックプラグに適合するケーブルは、AWG16~AWG28です。適合範囲内のケーブルを使用し、ケーブルの被覆を約7mm剥いてからユーロブロックプラグに差し込んでください。
3.ユーロブロックプラグの端子ネジを締め付けます。
メモ
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。
市販の2線式プッシュモメンタリースイッチ(ボタン)を接続することで、ペアリングボタンを延長することが可能です。
以下に接続例を示します。
接続前の注意
接続を行う前に、外部機器の取扱説明書をよくお読みになり、正しく接続してください。
本機および接続する機器の電源を全てオフまたはスタンバイ状態にします。
オーディオ機器を接続する場合には、出力レベルつまみ()を下げた状態で行ってください。モニター機器から突然大きな音が出て、機器の破損や聴力障害の原因になる可能性があります。
Bluetooth を使用するときはフロントパネルに付属のアンテナを接続してください。
ペアリング方法
1.フロントパネルのPAIRINGボタンを2秒以上押す。
ペアリング中は PAIRING ボタン横のインジケーターが点滅します。
2.本機と接続する Bluetooth 機器を操作して接続します。
接続方法は、お使いの Bluetooth 機器の取扱説明書をご覧ください。
Bluetooth 機器と接続するとインジケーターが点灯します。
3.接続した Bluetooth 機器を操作して音量を調節します。
Bluetooth 機器が接続したときは再生一時停止状態になります。
Bluetooth 機器の音量を調節後、再生してください。
本機で Bluetooth のみの音量調節はできません。
Bluetooth 機器側で音量調節を行ってください。
注意
Bluetooth は、AVRCP の基本コマンドを使用して再生一時停止コマンドを送信するように設計されています。ただし、すべての機器での動作を保証するものではありません。
接続の前にあらかじめ出力レベルつまみと Bluetooth 機器側の音量を最小にしてください。
メモ
本機の電源をオンにしたときに、自動的に前回接続したBluetooth機器に接続を試みます。
このとき、対象のBluetooth機器の電源が入っていない、またはBluetoothがオフになっている場合は接続を中止します。
Bluetooth機器上で表示される本機の名前について
本機は、Bluetooth機器上に「RX-BT10-------」という名前で表示されます。「------」はそれぞれの機体で異なる6桁のランダムな英数字です。これにより、機体の特定が可能です。
また、本機の名前はiOS/iPadOS/Android端末の機能を使って変更することができます。ただし、この名前は変更を行ったiOS/iPadOS/Android端末でのみ有効です。その他のBluetooth機器で表示される名前は変更されないことにご留意ください。
名称変更機能は各端末の操作方法をご確認ください。
接続の解除
現在接続されているBluetooth機器との接続を解除するにはフロントパネルのPAIRING ボタンを2秒以上押してください。
接続が解除され、インジケーターが点灯から点滅に変わり、接続待機状態になります。
メモ
約2分経過するとインジケーターが消灯し Bluetoothがオフになります。
点滅中にPAIRING ボタンを2秒以上押すとインジケーターが消灯しBluetoothがオフになります。
同時接続台数は最大で3台です。4台目を接続すると1台目の接続が外れます。
ペアリング登録は8台まで可能で、9台目を登録すると1台目の登録が消えます。
ペアリングの登録削除は本機の操作では出来ません。
接続時に接続範囲を離れて切断された場合、1分以内に接続範囲に戻れば自動で再接続しますが、1分を超えると自動的に再接続にはなりません。改めて接続をする必要があります。
本機に付属する固定用ブラケットを取り付けることにより、机の上や下などに固定することができます。
付属の固定用ブラケットを、ボンネットの側面に合わせて付属の6本のネジを使って、固定用ブラケットを固定します。
メモ
机の上に固定する場合は、下図のように固定用ブラケットを合わせて付属の6本のネジを使って、固定用ブラケットを固定します。
注意
必ず付属のネジをご使用ください。
付属のネジ以外を使用された場合、内部を破損する恐れがあります。
やむを得ず紛失された場合は、M3で長さ6~10mmのネジをご使用ください。
本機をラックにマウントする場合は、別売りのラックマウントアングルを
取り付ける必要があります。下図を参考に取り付けてください。
注意
本機のゴムフットを外したうえで取り付けてください。
メモ
奥まった位置に固定する場合は、下図のように固定用ブラケットを合わせます。
注意
必ずAK-RS1に付属のネジをご使用ください。
付属のネジ以外を使用された場合、内部を破損する恐れがあります。
やむを得ず紛失された場合は、M3で長さ4~6mmの皿ネジをご使用ください。
本機の動作がおかしいときは、修理を依頼する前にもう一度、下記の確認を行ってください。それでも改善しないときは、お買い上げ店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご連絡ください。
電源が入らない
電源プラグなどがしっかりと差し込まれているか確認してください。
音が歪む
出力レベルつまみを回して音量を下げてください。
ペアリングした Bluetooth 機器の出力ボリュームの音量を下げてください。
出力レベルつまみを上げても音が小さい
ペアリングした Bluetooth 機器の出力ボリュームの音量を上げてください。
音が出ない
Bluetooth機器がペアリングされているか確認してください。
出力ケーブルがしっかりと差し込まれているか確認してください。
出力レベルつまみが上がっているか確認してください。
BLUETOOTH機器側の音量が上がっているか確認してください。
Bluetooth のペアリングができない
接続したいBluetooth機器がA2DPに対応しているか確認してください。
接続したいBluetooth機器の通信が可能な状態になっているか確認してください。
詳しくは、お使いのBluetooth機器の取扱説明書をご確認ください。
本機とBluetooth機器の電源を一度切り、再び電源を入れてペアリングを 試してください。
Bluetooth 機器との距離が離れすぎていませんか?
あるいは、間に壁や障害物などでさえぎられていませんか?
Bluetooth 機器や本機の位置を変えてください。
Bluetooth® |
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バージョン |
5.1 |
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出力クラス |
Class 1 |
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対応プロファイル |
A2DP、AVRCP |
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対応コーデック |
SBC、AAC |
*通信距離は目安です。周囲の環境や電波状況により通信距離は変わる場合があります。
Bluetooth の異なる通信出力クラス同士は接続互換性がありますが、最大通信距離が短い方に合わせて接続される場合があります。
例えば、Class1(見通し通信距離: 100m)の本機とClass2(見通し通信距離: 10m)のスマートフォンを接続した場合、スマートフォン側の見通し通信距離が適用される場合があります。
LINE OUT (UNBALANCED) |
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コネクター |
RCAピンジャック |
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最大出力レベル |
+6dBV |
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規定出力レベル |
-10dBV |
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出力インピーダンス |
100Ω以下 |
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LINE OUT (BALANCED) |
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コネクター |
XLR(バランス) (1: GND、 2: HOT、 3: COLD) |
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最大出力レベル |
+14dBu |
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規定出力レベル |
-2dBu |
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出力インピーダンス |
200Ω以下 |
周波数特性 |
20Hz ~ 20kHz : +0.5dB/-1dB |
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歪率 (THD+N) |
0.04%以下 |
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S/N |
90dB以上 |
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チャンネル |
100dB以上 |
電源 |
専用ACアダプター(PS-M1524) 入力電圧:AC100 - 240V (50 - 60Hz) 出力電圧:DC15V 出力電流:2.4A |
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動作温度 |
0℃ - 40℃ |
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動作湿度 |
5% - 85% (結露無きこと) |
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消費電力 |
1.7 W |
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外形寸法 |
171 x 45 x 73 mm (幅 x 高さ x 奥行き、突起部を含まず) |
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質量 |
530 g |
0 dBu = 0 .775 Vrms
0 dBV = 1 Vrms
取扱説明書のイラストが一部製品と異なる場合があります。
製品の改善により、仕様および外観が予告なく変更することがあります。
0325.MA-3998B |